肌の健康と頭皮の健康を考えて体の内側と外側からアプローチ
にんにくで疲労回復、「肌さび」防止
梅雨で家にこもる日は、料理のバリエーションを増やすチャンス!
疲労回復と肌さび防止に欠かせない、今が旬のにんにくを使った新しい料理にチャレンジしてみませんか?
にんにくの旬は5月から7月。
独特の強い香りは硫化アリルによるもので、強い抗菌作用や「肌さび」の原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用があります。
また、ビタミンB1の吸収を助けるため、にんにくに含まれるビタミンB1の働きが効果的に持続。
ただし長時間加熱すると硫化アリルの効果が少なくなるため、調理は短時間で行うのがコツです。
あごから襟足をプッシュして薄毛予防
抜け毛・薄毛の原因のひとつに、頭皮の血流低下があります。
そこで、襟足からあごのラインをプッシュしましょう。
ツボ押しと同じ要領で、押しやすい指を使い、ゆっくりと力を骨に向けて入れていき、ゆっくりと力を抜きます。
これを数か所に行いましょう。
首のコリをやわらげると同時に、頭皮への血流をスムーズにします。
いつでもどこでもできるので、疲れたなと思ったときはまめにプッシュを。
血のめぐりがよくなります。
シャンプーをしながら頭皮ケアを
髪を洗うときにヘッドスパを取り入れてみましょう。
顔と同様、頭皮も保湿が大事です。
頭皮もお手入れできるシャンプーやトリー卜メン卜を使ってするヘッドスパは、うるおいを与えながら、硬くなった頭皮をほぐすことで、次に生えて
くる髪の健康をサポー卜することができます。
シャンプー後は必ずヘアドライを
髪を洗ったあと濡れたままにしていませんか?
髪を自然乾燥させている間、頭皮はずっと湿った状態になるため、バリア機能が低下し、炎症や湿疹が起こりやすくなります。
さらに髪が濡れたまま寝てしまうと、頭皮が蒸れるため、より悪い環境に。
開いたキューティクルが枕などにこすれて壊れ、枝毛や切れ毛になる危険もあります。
洗髪後は必ずドライヤーを使って髪の内側から乾かし、頭皮が湿ったままにならないように気をつけましょう。
髪のダメージを防ぐため、ヘアケア剤を塗り、ドライヤーの温度設定と髪までの距離を適切に保つことも忘れずに。
ベタイン系、アミノ酸系のシャンプーを
今、使っているシャンプーでトラブルが起きていないようなら問題ありませんが正しい洗髪方法を守っているのに頭皮にかゆみやフケが出たり、刺激を感じたりしているようなら、シャンプーを変えてみるのも一案です。
頭皮や髪にやさしいタイプに変えましょう。
おすすめは、界面活性剤がベタイン系、アミノ酸系、石けん系のもの。
ただし、石けん系シャンプーは髪がきしみやすいので試供品などで一度試してから使うとよいでしょう。
ノンシリコンにこだわらなくても
シャンプーに含まれるシリコンが毛穴をふさいだり、頭皮に悪い影響を与えると心配している人もいますが、きちんとシャンプーを洗い流していれば、シリコンが原因で皮膚炎を起こすほどのトラブルを抱えることはほとんどありません。
シリコンは髪をコーティングする働きがあるため、キューティクルを守るという利点がありますが、パーマ液やヘアカラー液の浸透を悪くしてしまうという難点もあります。
自分がどんな髪になりたいのか考えたうえで、ノンシリコンシャンプーにするのか、シリコン入りにするのか、選択をしていくとよいでしょう。