真夏の紫外線対策のポイントを調査!海では要注意
家の中でも紫外線対策は必要?
レースのカーテン越しに家のソファで長い時間くつろいでいるだけでも日焼けをしているのを知っていますか?
紫外線のうち長波長のUV-Aはガラスを通過するため、家の中にいても影響を受けます。
家の中での「うっかり日焼け」を繰り返していると、徐々に皮膚はたるみ、シワは深くきざまれていきます。
自覚症状がなく皮膚が赤くならない程度の日焼けでも、遺伝子レベルで傷ついているのです。
そこで朝起きたら、外出しない日でも日焼け止めを塗りましょう。
また、紫外線カット効果のあるレースカーテンやガラス用フィルムを、リビングや寝室の窓に使うのもおすすめです。
メイク直しはランチ前に朝、日焼け止めを塗っても、通勤・通学時にかいた汗を拭いたりしているうちに、お昼ごろまでには落ちてきてしまい、効果は半減しています。
そこで、1日に最低1回は、お昼ごろに日焼け止めを塗り直して、メイクも直しましょう。
ランチで外に出るときは、ランチ前のメイク直しを習慣にしましょう。
さらに日傘や帽子、サングラスで紫外線をカッ卜することも忘れずに。
紫外線で髪の色が変わる?
太陽が降り注ぐ海やプールで髪を濡らしたままでいると、より色が抜けてしまうことを知っていますか?
髪の毛の中にあるコルテックスにはメラニンが含まれていますが太陽光はこのメラニンを分解して、髪の色を変えてしまいます。
水分があるとさらに反応は進みやすいため、乾いた髪よりも濡れた髪のほうが、変色が進み、色が抜けていってしまうのです。
海やプールでは帽子をかぶり、髪が濡れたら、早めに拭いておきましょう。
海水浴の時間割
7月の第3月曜日は、海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う「海の日」。
そこで、海水浴を楽しむ時間について。
朝9時ごろまでと15時以降がおすすめです。
旅先であれば早朝に一度海へ行き、紫外線量が多い10時から15時の時間帯はショッピングや食事、室内での遊びや読書などを楽しみ、15時以降にまた海で泳ぐようにします。
紫外線量が強い時間帯に1時間紫外線を浴びてしまうだけでも、遺伝子に多数の傷がつき、将来皮膚がんになるリスクが上がります。
とくに子どもは要注意です。
日が出ている間はラッシュガードの着用も忘れずに。
海水浴のコスチューム
海水浴に行ったら、日焼け止めと衣類や小物で、しっかり紫外線をカットしましょう。
まずは、ウォーターブルーフの日焼け止めを、水着などで隠すことができない部分に塗ります。
そのあと、水着と長袖&長ズボン(足首までの長さ)のラッシュガードを着ます。
帽子とサンクラスは、つけたまま海に入れるものを用意。
帽子はラッシュガードと同じ素材のものがおすすめです。
サングラスは汚れても惜しくないものにします。
そして、できれば海用のショー卜ブーツも用意しましょう。
海ではクラゲに刺されたり、貝や岩でケガをすることがあります。
その予防のためにもロンクのラッシュガードやブーツは役に立ちます。
海の生物による皮膚炎にも注意
海の生物に触れることで起こる皮膚炎があります。
クラゲ皮膚炎は、クラゲの足の毒によるかぶれで、ふれたときにチクッとするような痛みがあり、ヒモ状の赤い発疹ができます。
サンゴ皮膚炎は、サンゴに含まれる毒によるかぶれです。
サンゴに触れたことで起こります。
潰瘍になり、植皮が必要になるケースもあるので注意が必要です。
どちらの場合も、すぐにきれいな水で、洗い流し、ステロイド外用薬を塗り、早めに皮膚科へ行きましょう。
「うっかり日焼け」してしまったら
気がつかないうちに日焼けをして赤くなってしまったら、それはもう軽いやけどと同じです。
炎症を抑えるケアをしましょう。
まずは、冷たい水で濡らしたタオルや冷たいシャワーなどを使って患部を冷やします。
ほてりが冷めてきたらワセリンを塗ります。
その後、落ち着いてきたらワセリンから刺激が少ない化粧品に変えていきましょう。
ただし、水疱ができているときは早めに皮膚科へ行きましょう。
ビタミンA・C.Eなど紫外線を体内から守る栄養素は、日焼けしたあとではなく日に当たる前にセットで摂ると、日焼け(サンバーン)しにくくする効果があります。
飲む日焼け止め「ヘリオケア」とは?
衣類や帽子で紫外線をカッ卜したり、日焼け止めを塗り直すことができない日に役立つのが「ヘリオケア」。
飲む日焼け止めといわれる、紫外線による酸化ストレスをなかったことにするサプリメン卜です。
主成分であるファーレンブロックには強い抗酸化作用があり、細胞をDNAレベルから保護する働きがあります。
ほかにも抗酸化作用が高いビタミンC.E.O、ルテイン、リコピンを配合。
さまざまな原因で発生する活性酸素からからだを守ります。
紫外線を浴びる30分前に1カプセルを服用すると、4~5時間効果が持続します。