美しい女性であるために感染症には要注意です!
恋をすると肌はきれいになるの?
恋をすると、脳は数種類のホルモンを分泌する指示を出します。
子孫を残すために、この恋を成就させようと、異性を惹きつける美しさをまとうための動物的な反応を起こすのです。
分泌されるおもなホルモンは、エストロゲン、オキシトシン、ドーパミン、PEAの4種類。
これらが分泌されると、交感神経が刺激されるため、撞孔が大きくなって目はウルウルし、血行がよくなるので頬はピンク色に上気します。
ボディラインもより女性らしくなります。
ストレスホルモンの分泌が減って、肌の状態もよくなるチャンス。
正しいスキンケアを続けて、ハリとツヤのある肌を目指しましょう。
ひと夏の恋と性感染症
夏、出会いがあれば別れもありますが、性感染症との出会いは絶対に避けなくてはなりません。
症状が軽い病気もありますが女性の場合はからだの構造上、菌は膣から子宮、基礎知識卵管に入り、腹腔内へと簡単に入っていってしまい、大変な病気になることもあります。
卵管閉塞になり不妊症になってしまうというケスも。
今の医療では完治が難しいとされるHIV(エイズ)も男女間での感染が増えています。
避妊と性感染症の予防のためにコンドームを正しく使いましょう。
自分の身を守れるのは自分しかいません。
もしも性感染症かなと思う症状があるときは少しでも早く皮膚科ヘ。
おもな性感染症
感染の危険性が高い、おもな性感染症を知っておきましょう。
不妊症の原因となることを女性は十分に理解し、自分のからだを守りましょう。
尖圭コンジローマ
ヒ卜乳頭腫ウイルスの感染により発症。
先の尖った硬い腫蕩(イボ)が躍や子宮頭部、肛門周辺などに現れる。
子宮頚がんの原因。
治療は液体窒素による冷凍凝固法、C02による蒸散のほか、イミキモドクリーム(ベセルナ)の外用が有効。
性器ヘルペス感染定
単純ヘルペスウイルスの感染により発症。
感染後3-7日の潜伏期のあとに外陰部に小水庖または浅い潰蕩性病変が現れる。
再発を繰り返す。
治療は抗ウイルス薬の内服。
クラミジア
おもにクラミジア・トラコマティスという細菌により発症する、もっとも多い性感染症。
最近では産婦人科など病院に通う10代後半の女性10人に3人が感染しているとの報告もある。
女性の場合、感染しでも80%は無症状で、ほうっておくと子宮内膜炎、卵管炎などを起こし、不妊、流産、早産などの原因に。
治療は抗生剤の内服。
梅毒
梅毒卜レポネーマという細菌の感染による。
約3週間の第1潜伏期のあと、外性器などの接触部に初期硬結を生じ、中央が浅く漬蕩化(第1期梅毒)。
その後、2か月の第2潜伏期のあと、パラ疹と呼ばれる紅斑や正疹、膿箔など多彩な症状が自覚症状なく繰り返し、第2期梅毒となる。
通常、この時点で治療を受けるが第3期、第4期と進行することもある。
近年、男女聞の感染が増えている。
治療は、抗生剤の内服
淋病
淋菌の感染により発症。
女性は子宮頚管炎、子宮内膜炎を生じるが、無症状のことが多く、不妊の原因となる。
治療は抗生剤点滴。
カンジダ膣炎
おもにカンジ夕・アルビカンスという真菌により発症。
性行為により発症する場合と、抗生剤の長期内服などが誘因となり腔内にもともとあるカンジダ菌が異常に増えることで発症する場合がある。
外陰部や膣内のかゆみや炎症による痛み、おりものがヨーグル卜状になることが多い。
治療は抗真菌剤の外用。
枝豆で肌と肝臓を健康に
7月から9月が旬の枝豆は万能食品のひとつ。
豆と野菜の両方の栄養価をもつのが特徴で、たんぱく質やビタミンB1、食物繊維が豊富なだけでなく、大豆にはないビタミンCを多く含みます。
活性酸素の働きを抑えたり、シミ、くすみのもととなるメラニンの生成も抑えるので、美白効果も期待できます。
ほかにもビタミンB2、葉酸、ミネラル(カリウム、マクネシウム、鉄、カルシウム、亜鉛、銅)を含む理想的な食品。
また、ビタミンCとビタミンB1はアルコールを分解し、肝臓への負担をやわらげるので「ビールと枝豆」という相性は、栄養的にも理にかなっているのです。
オクラでミネラル補給
たっぷりのミネラルを、7月から9月が旬のオクラで補給しましょう。
オクラはカルシウムやカリウム、マグネシウム、マンガンなど、肌の再生に欠かせないミネラルをバランスよくもっています。
また、美肌づくりに欠かせないβーカ口テン、ビタミンB1、ビタミンC、葉酸も含みます。
特有のネバネバは、ガラクタンやアラバン、ペクチンなどの食物繊維によるもの。
胃腸の働きを整え、便秘を防ぎます。
この粘りは組織が破撰されると多くなるので、生食では細かくきざむのがおすすめ。
加熱する場合もさっとゆでる程度にしましょう。
妙め物や和え物、スープにも合う、常備菜にぴったりの野菜です。
頭に白い虫が!アタマジラミ?
アタマジラミの発生が近年増えています。
アタマジラミは人の頭部に寄生して頭皮から血を吸い、吸われた部分がかゆくなります。
子どもに寄生することが多く、学校などで流行っているときは注意して子どもの頭を見ておくようにしましょう。
とくに卵が多く付着する耳の周囲から襟足にかけての頭皮をよく観察します。
アタマジラミやその卵を見つけたら、シラミ駆除用のスミスリンシャンプーを使いましょう。
ただし、卵には効かないので、3日に1度の間隔で3~4回繰り返す必要があります。
アタマジラミかどうか、よくわからず不安なときは、皮膚科で診てもらいましょう。